月曜日発売の『エコノミスト』で、ジャーナリストと称して「会計本ブーム」について執筆しています。今回は自治体ネタではなく、純粋にビジネスマン向けの記事です。
内容は、最近、売れに売れている会計本について、それぞれの概要や売れている秘密、それぞれの本の立ち位置をチャートを交えてざっくり解説したもの。
何しろ、編集者として会計本を100冊以上作ってきましたし、自分の本を書くためにここのところ研究し尽くしていましたので、売れ筋はどれも持っています。
それに、どれも熟読したものばかりです。
なので、客観的に記事は書けたと思います。ただ、残念なのは自分の本が紹介できなかったことですね。
また、洋泉社MOOK『米国発世界不況で日本はどうなる』の「数字の読み方」インタビューでもお世話になった(というより、本を過去にたくさん作らせていただき、私が経営分析とか財政分析を語る際の土台のかなりの部分を依拠している)小宮一慶さんと、今をときめくビジネス書クイーンである、勝間和代さんにカンタン会計本の次に読みたい、使える会計本を紹介していただいています。
これがこの記事では一番のミソかもしれません。
ぜひ、ご覧ください。
それと、管理会計、特に企業戦略、管理会計、ファイナンスの統合という分野ではトップランナーである西山茂早大教授にも、実は推薦図書をお願いしていました。
残念ながら、校了日の関係で『エコノミスト』本誌でご紹介できなかったのでここで示しておきますね。
山根節『ビジネス・アカウンティング 新版―財務諸表との格闘のすすめ 』(中央経済社)
パレプ他『企業分析入門 第2版 』(東京大学出版会)
松田修一『ビジネス・ゼミナール 会社の読み方入門 (ビジネス・ゼミナール) 』(日本経済新聞出版社)
石野雄一『道具としてのファイナンス 』(日本実業出版社)
保田隆明『実況LIVE 企業ファイナンス入門講座―ビジネスの意思決定に役立つ財務戦略の基本』(ダイヤモンド社)
なお、小宮さんと勝間さん、西山さんの紹介してくださったもの以外に、私がオススメしたい、アッパー入門書リストをここに挙げておきますね。どちらも旧版は私が編集させていただいたものですが、過去に作ったものでも品質のよい部類のもので、自信を持ってお勧めできます。
西山茂『企業分析シナリオ (BEST SOLUTION) 』(東洋経済新報社)
~企業分析をビジネスの戦略に落とし込むためのツールとして作成しました。会計が専門でなくても読める易しさと実践的な内容が破綻なく一冊に盛り込まれています。
アンソニー&パールマン著、西山茂監訳『アンソニー会計学入門 』(東洋経済新報社)
~会計の素養がない人がHBSに入るとき、必ず読まされるテキストです。当たり前ですが、「日本の会計テキストの定型」の呪縛がないため、ジャーゴン(専門用語)や「お約束」の論理展開により分かるものも分からなくなる、というばかばかしい流れに巻き込まれずに済みます。
最後に、会計本じゃないんですが、最近インタビュアー&記事構成者として参加させていただいたのが『米国発世界不況で日本はどうなる!? (洋泉社MOOK) 』。小宮さんの部分は日経の「景気指標」の読み方の入門としても非常に優れています。他にも、東洋経済時代の先輩である知米派ジャーナリスト中岡望さん、気鋭の経済学者竹森俊平さんなどの最新の知見が満載です。
*松本の新刊(共著書)のamazonリンク
会計のルールはこの3つしかない (新書y 191)
*好評既刊
自治体連続破綻の時代 (Yosensha Paperbacks)
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*松本たけひろウェブサイトもあります!


by takeyanmatsumo
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